投稿

11月, 2020の投稿を表示しています

【週替わりの展示会】 冬のくらしと熊本の工芸/工芸ショップ匠

イメージ
  【週替わりの展示会】   冬のくらしと熊本の工芸/工芸ショップ匠 会期・・・・・令和 2 年 11 月 25 日 ( 水 ) ~ 11 月 29 日 ( 日 ) 時間・・・・・ 9 : 30 ~ 17 : 30※ 最終日は 16:30 まで 会場・・・・・熊本県伝統工芸館 1階展示室     ただ今「1階展示室」では、「 冬のくらしと熊本の工芸 」が開催中です。 この企画は熊本県伝統工芸館が運営するミュージアムショップ「工芸ショップ匠」が主催する展示会です。   熊本県伝統工芸館では、企画展・常設展などの「展示」と同じくショップ匠による工芸品の「販売」にも重きを置いています。 普段は県内の工芸家の作品を多岐にわたって販売している「工芸ショップ匠」ですが、一昨年より定期的に大きな展示会を開催しています。 特に同展は「熊本の工芸品を使った冬の暮らし方を提案する」をコンセプトに、冬に使いたくなる器や家具、新年を迎えるための干支や注連縄など、熊本の冬をあったか~く過ごすアイテムを取り揃えます。   見どころの一つは、普段のショップでは並ばない県内の木工作家の家具の展示。 普段は作家・ジャンルごとにエリアを分けて展示していますが、この展示会ではその垣根を越え家具と陶器や染織など様々な作家の作品とのコラボレーションを見る事が出来ます。     こちらはソガフォルムさんの家具と熊本の陶芸家によるコーヒーカップたち。 こうして並べるとスタッフは普段みなれた商品でも見違えてしまうほど新鮮に見えることも。 工芸品の新たな魅力が伝わるのも同展ならでは。   ブーツジャックやスマホホルダーなど、小物も充実していますよ。       こちらは木工房ひのかわさんのエリア。 収納具を得意とするひのかわさんのチェストにはガラス作家の作品を。 実はワンポイントに螺鈿を入れてあります(写真だとこの色味が伝わりにくいのが残念!)。これも職人が手でノミを入れたもの。 引き出しの中まで手触りのいい一枚板で作られたチェストは是非会場でご覧ください。 こうした細かい工夫を実際に目で見て探すのも同展のだいご味です。   また、本年の豪雨災害で大きな被害に遭った人吉・球磨地域を応援

【週替わりの展示会】 松枝明洋作 陶展/松枝 明洋(福岡県)

イメージ
  【週替わりの展示会】   松枝明洋作 陶展/松枝 明洋 ( 福岡県 ) 会期・・・・・令和 2 年 11 月 25 日 ( 水 ) ~ 11 月 29 日 ( 日 ) 時間・・・・・ 9 : 30 ~ 17 : 30※ 最終日は 16:30 まで 会場・・・・・熊本県伝統工芸館 2階展示室A     ただ今「 2 階展示室 A 」では、「松枝明洋作 陶展」が開催中です。   会場では陶器の花器・湯呑などの食器が約 40 点展示販売されています。   今回の新作はこちらの絵を描いた陶器たち。 白い化粧土をスポンジで全体につけて、釘やのこぎりを使って絵を描いて素焼き。 その後呉須を使ってバランスを見ながら色を付けていきます。 最後に透明の釉薬を掛けて本焼きすれば完成です。   最近はこうした絵を描いた作品を作られているという松枝さん。   「部屋のどこかに置いて、なごんでもらえればと思います。  特に絵を描いた作品は、見た人が自分なりにイメージを膨らませてもらえれば嬉しいです」         同展は 11/29( 日 ) まで。皆様、是非お越しください。

絹のストールと一閑張創作展/羅籐組・代表 後藤 崚介(福岡県)

イメージ
  【週替わりの展示会】   絹のストールと一閑張創作展/羅籐組・代表 後藤 崚介 ( 福岡県 ) 会期・・・・・令和 2 年 11 月 25 日 ( 水 ) ~ 11 月 29 日 ( 日 ) 時間・・・・・ 9 : 30 ~ 17 : 30※ 最終日は 16:30 まで 会場・・・・・熊本県伝統工芸館 地下和室   ただ今「地下和室」では、「絹のストールと一閑張創作展」が開催中です。 代表の後藤崚介さんはもともと草木染の織物に魅せられ、絹のストールを制作されていました。   しかし趣味で作っていた一閑張が好評で「これが欲しい」という声に応え今では織物と同時に一閑張の作品も販売されています。   独自の感性が光る一閑張の作品をご覧ください。 「今回はティッシュボックスが充実してますね」       こうした絵は何かをトレースしたのではなく、後藤さんの手で模写されたもの。浮世絵などのモチーフを再構成してご自身で構図を考えて描かれるそうです。 イメージの出所を尋ねると「寝る前に浮かびますね」とのこと。     中にはだいぶパンチの利いた作品も・・・         そして本業であった織物には、書の要素を取り入れた作品が。 文字は糸ではなく本当に墨と筆を使い、その後ある工程を経て織り上げたという作品です。 是非詳しいお話は会場でお聞きください!(すごく興味深いです!)       同展は 11/29( 日 ) まで。皆様是非お越しください。