【週替わりの展示会】 大島紬 匠の技展/鹿児島県絹織物工業組合(鹿児島県)
【週替わりの展示会】
大島紬 匠の技展/鹿児島県絹織物工業組合(鹿児島県)
会期・・・・・令和3年2月23日(火)~2月28日(日)
時間・・・・・9:30~17:30※最終日は16:30まで
会場・・・・・熊本県伝統工芸館 1階展示室
ただ今「1階展示室」では、「大島紬 匠の技展」が開催中です。
会場では、鹿児島県の伝統工芸である絹織物「大島紬」の反物やマスクなどの小物を展示販売されています。
鹿児島県絹織物工業組合の組合員による合同展。
それぞれの織元による大島紬の反物を中心に、帯や紐を組み合わせたコーディネートの提案や大島紬を洋服やマスクなどに仕立てた商品が展開されています。
今回のメインは大島紬のマスク。
それぞれの織元による意匠を凝らした柄と様々な技法で織られた一点物のマスクたちは圧巻です。
中には現代では作られていない貴重な反物も。
こちらは藤絹織物さんの作品。こうした反物は希少価値が高まったことから現代では「美術大島」と呼ばれ、収蔵品として扱われているそうです。
「『大島紬はどうしてこんなに価格が違うの?』と聞かれることもありますが、
織り方によって織る難しさ、使われる糸じたいを作る手間、反物になったときの色の出方が全く違います。それによって価格に差が出てくるので、こうした会場で聞いてもらえたら売りてからちゃんと説明できるから、好みのものが選びやすくなりますよ」
会場には織元が在廊し、良い反物の見分け方や技法・素材の違いについて丁寧に説明していただけます。実際に手に取って近くで反物の説明をしていただけることも。
同展は2/28(日)まで。
皆様ぜひお越しください。
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