【週替わりの展示会】 半代千加子 肥後象眼展 -début-/半代 千加子(熊本市)

 

【週替わりの展示会】

 

半代千加子 肥後象眼展 -début-/半代 千加子(熊本市)

会期・・・・・令和21110()1115()

時間・・・・・9301730※最終日は16:30まで

会場・・・・・熊本県伝統工芸館 2階展示室B

 

ただ今「2階展示室B」では、「半代千加子 肥後象眼展 -début -」が開催中です。

会場では肥後象がんのペンダント・ブローチなどのアクセサリーやオブジェなどが展示販売されています。

 

début」とは「初舞台」「新人」という意味。

その名の通り同展は、作り手の半代(はんだい) 千加子さんにとって初個展となります。

 





 

熊本を代表する工芸品「肥後象がん」※に携わるきっかけは、当館で開催されていた象がん師の育成講座のニュースを見たこと。

遠いと思っていた伝統工芸の世界が身近に感じられ、その後2015年に白木光虎氏・白木良明氏の教室に入門されました。

※・・・象がんは「象嵌」「象眼」とも書きます。

 






もともと油絵を専攻されていた半代さんには、伝統工芸は新鮮なものだったそうです。

「油絵は古来のヨーロッパ、洋のもの。でも伝統工芸の肥後象がんは思いっきり真逆の和のもの。それが新鮮で引き込まれました」

 

「平面」の油絵から、金属を切り抜き加工する「立体」へ制作のフィールドが変わり「難しさもあるけれど、それが面白いです」と語る半代さん。

 





「アクセサリーは大ぶりのものでも『透(すかし)』を入れて軽くして、重たくないように。実用性も兼ね備えるようにしています」

「透」とは、ベースとなる鉄板を切り抜き、モチーフに大きく空間を空ける伝統の技法。

完全に新しいモノではなく、透のように古いモノの中に魅力を感じる所は残していきたいという思いで作られているそうです。


アクセサリーは、象がんを美術とは違う「日常の中の道具=工芸」である事を意識されていますが、反対に箱ものなどは作品性を重視し作り込まれています。

こちらは装飾としての象がんの魅力が伝わってきますね。





  

「まだまだ勉強不足だけども、肥後象がんの魅力の一端をお伝えしたいと思います」

同展は11/15()まで。皆様ぜひお越しください。




 

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