【週替わりの展示会】 煌きのビーズ織り/デリカビーズ織り協会(熊本市)

 

【週替わりの展示会】

 

煌きのビーズ織り/デリカビーズ織り協会(熊本市)

会期・・・・・令和21117()1123(月祝)

時間・・・・・9301730※最終日は16:30まで

会場・・・・・熊本県伝統工芸館 1階展示室

 

 

ただ今「1階展示室」では、「煌きのビーズ織り」が開催中です。





 

ビーズ織りとは、専用の織機を使って糸とビーズでバッグやタペストリーを織り上げる技術。

今回の展示会では、そうしたビーズ織の技術を普及させようと活動されているデリカビーズ協会の師範4名・準師範2名によるクオリティの高い作品が並びます。

「ここまでのモノが並ぶ機会はそうそうないと思いますよ」と代表の野々口さん。








 

ビーズ織の起源は、なんとネイティブアメリカン。

ネイティブアメリカンたちが身に着けていた布の目に貝殻などでできた飾りを織り込んだのが始まりで、そこからヨーロッパに渡り技術が洗練されパーティーバッグなど装飾品として発展したのだそうです。

「もともとはネイティブアメリカンの人たちがお守りとして首からかけていたアクセサリーは石のビーズや羊毛で作られたそうです。そしてヨーロッパに渡り金属やガラスのビーズとシルクの糸に変り技術が発展しました。

呪術の道具から装飾の道具へっていう変化が面白いですよね」





 


野々口さんが語るビーズ織りの歴史の話は、素材やその時の社会がどのように発展してビーズと関わってきたかが盛りだくさん。クリエイターでなくとも耳よりです。

そうした紆余曲折があり、現代では精巧に作られた繊細なビーズがあってこそ作品づくりができるのだとか。

会場ではできるかぎりこうしたビーズ織りについての話もお話されているそう。

 

「ビーズ織りは一見しただけでは分かりにくいですが、作るのに沢山の集中力と時間が必要です。見た目は華やかですが、実は前準備こそすごく大変で・・・」とまた興味深いお話が。

ぜひ続きは会場でお聞きください!












 

同展は11/23()まで。皆様のお越しをお待ちしております。

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